1997年7月1日、1世紀半にわたるイギリス植民地から中国に返還され、特別行政区となった香港。
盛大に行われた返還セレモニーの様子・・・今も思い出されますよね。
返還後の香港でもその自由経済制度が保障されるのか様々な憶測が流れ、不安や動揺が広まっていました。
実際たくさんのホンコンヤンが財産、それも金(Gold)や現金(Cash)を大量に持って国外へ脱出を図っているというニュースも連日報じられていました。
しかし予想に反して穏やかな返還が完了、歴史上初めての二重経済体制国家は順調なスタートをしたかのように見えました。
観光客の入り込みが減ったとか、ホテルには日本人観光客料金なるものがあり不評を買ったとか・・・せいぜいそんな程度の話題が中心でした。
ところがどっこい、1997年の末に向けて香港株式市場で株価が暴落し、これに端を発するかのように、韓国、マレーシア、インドネシアなど順調な成長を続けていた東南アジア諸国の経済へとその影響はあっという間に広まり、ご承知のとおりの通貨・金融危機に陥っています。
もちろん私は経済の専門家ではありませんので解説できる訳ではありませんが(そんなことは知ってるって?)、アジア経済の中心として強大な影響力を持つ香港経済に何かが起こっていることは間違いないと思います。
今回は柄にもなく、ちょっとマジでハイブローなイントロから入ってしまいましたねぇ
さてさて私が旅行したのは96年で、まだ英国領のときなんです。(じゃ偉そうに返還後のこと言うなってか?・・・)だから返還後の香港について現地の本当の様子はよく知らないです。
もしご覧になって「今は違うよ!」てなことがありましたら教えてください。
とりあえずは「ふん!・・・」てな程度でおもしろおかしく読んでください。
現 地 情 報
査 証(ビザ)
基本的には返還前と同じく、日本国籍のある人が観光目的で入国の場合は1カ月以内の滞在であれば不要です。
ちなみに査証の取り扱いは「香港特別行政区庁」が行っています。(もちろん返還前はイギリス大使館でした。)
時 差
日本に比べてマイナス1時間。1時間遅れです。ただこれだけ!何の心配もアドバイスもありません。
気 候
一年を通じて気温は日本より温かく、私が行った12月でも15℃くらいあり日中歩いているとちょっと蒸し暑いと感じるくらいでした。
ただ夜は冷え込むのでジャケットなんかは必需品でしょう。
チップ
香港では返還後もチップの慣習は残っているようです。(返還後に行った女房の話です)そりゃ地元ととしてはみすみす放棄する慣習じゃぁないですよね。
レストランなどでは料金の10%程度が相場のようです。ただし請求額にちゃぁんとサービス料が含まれていることがあるので、二重に支払わないよう注意!
格言「ホンコンヤンは、あげるという物に対して「いらない。」とは絶対に言わないものであぁる。」
あとホテルのベットメーキングに対しては一人あたりHK10$でOKです。
それとレストランなんかトイレに入ると頼みもしないのに水を出してくれたり、タオルを出してくれる奴がいます。残念ながらこれも香港の慣習だそうですのでHK$1〜2ほど渡しましょう。
通 貨
通貨単位は現在もHK$(香港ドル)、HK¢(香港セント)です。
返還前は3つの銀行が発行する三種類の紙幣が流通していました。今はどうなのかなぁ?知ってる人は教えてください。(細かいことを気にしない女房は、「へぇそうなの?よく分からなかったよ!」と軽くコメントしています。)
それから日本円がそのままで通用する店が香港には結構あります。
相場は97年末で1香港$=約17円